遅ればせながら乃木ヲタがトラペジウムを読んでみた
皆様、こんばんは!!
さて、今回はブログのタイトルにある通り、乃木坂46の”高山一実”さんが書いた”トラペジウム”を
”乃木ヲタ(中村麗乃ヲタ)”の僕が読んでみたので、その感想をつらつらと書いていきたいなと思います。
トラペジウムとは
まぁ、要するに光って見える星の集まりのことを言っているっていう感じですかね
小説でも「光って見える」これはキーワードだと個人的に思います。
あらすじ
主人公の現役高校生、東ゆうの夢は「アイドルになること」
学校生活・友達関係・私生活のすべてが夢を叶えるためのものであった。
そんな彼女が”アイドル”になるまでの物語。
Chapterは全9章。
登場人物も重要なメンバーがはっきりしているので混乱することも少ないと思います。
現役アイドルの高山一実さんが、アイドルを目指している子の小説を書いているというだけあって主人公と同じ気持ちになって読めるものであると感じました。
感想
小説としての感想
1章ごとの区切りが分かりやすく、非常に読みやすいものでした。
主人公の視点からずれることがないので、主人公に感情移入がしやすいし、会話も多めなので気軽に読むことができると思います。
前半部分は登場する人たちの個性をはっきりさせる感じ。
ここをちゃんと読むことで後半の巻き返しをより一層楽しめると感じました。
内容の感想
主人公の視点が終始続くということは、ずっとアイドル側の目線に立っているということ。その中で”アイドルにも多くの苦悩がある”ということがより鮮明に伝わる作品だったのかな。と、同時に、夢とは何かっていうのも考えさせられたような気がします。
夢をもつこと。それは偶然の中の産物である。
世の中の多くのビジネスを知らないためになりたいこと。叶えたいことが非常に狭い分野の中でしか見つからない。そして、その中で決めたことが一番だと思い込んでいる。
ただ、夢をかなえられる人っていうのは、
・その夢を信じて疑わない心をもっている人。
・失敗等から広い視野をもち、その都度夢を変えられる人
のどっちかなのかなぁというのをこの小説を読んで感じました。
それだけ深い考えをさせてくれる本ってことですね!!
Twitter等から見た評価・感想
”乃木ヲタ”さんの感想
トラペジウム 読み終わった
— ゆ る (@yrng__77) January 29, 2019
胸が苦しい 、、
最後の一言にやられた、、、🥺
感想を絶対に絶対に伝えなければ!
高山一実さんに#トラペジウム
これはバリバリのトラペジウム感想ツイートなのですが、主人公の一途さやエゴや真っ直ぐさが、自分の苦手なタイプだな〜と感じた。だけど、これは多分高山さんにしか書けない真っ直ぐさだと思う。序盤は過剰な修辞で読みにくかったけど、後半の展開とラストの伏線回収が気持ち良かった、自作に期待高
— レ (@asukaIov) December 23, 2018
乃木ヲタさん”以外”の感想
高山一実『トラペジウム』読了。
— ユズリハ (@yuzuliha_) November 29, 2018
軽めの文体で読みやすいだけかと思っていたら、時々きらりと光る鋭い表現があって、その剃刀のような切れ味に惹きつけられる。
正直なところ冷やかし半分だったんだけど、素晴らしい裏切りにあった。
ちょっと長めに感想を書こうかと思う。
高山一実 著
— ふりーだむはーつ (@_kkkkkkkkkkkk__) November 29, 2018
『トラペジウム』感想
ストーリー構成という点においては、まだ未熟さが感じられたものの、各所に散りばめられた独特の表現は著者のオリジナリティを感じられ、また次回作があれば是非読んでみたいと思わせてくれた。アイドル以外の題材でどのような作品を書くのかが楽しみである。
比較的、乃木坂46に詳しくない方の評価も高いので、
1つの小説として十分楽しめる内容になっているのかなと思います!!
まとめ
”トラペジウム”は非常に読みやすく、1人の少女が本気で夢を叶える姿に何かしらの感情を抱けるような作品であることが分かりました!
”乃木ヲタ”はもちろんのこと、それ以外の人からの評価も高いので8万部売れているのも納得ができます!!
最後に、”乃木ヲタ”からの視点ですが、
自分の推しに対して、自分はどうやって向き合っていくのかも考えられる作品になっているのかなと思います。
目の前にいる彼女も1人の人間。
そのことについて考えるきっかけ、または思考を深める作品だと思います。
どんな形でもいいので
ぜひ、一度読んでみることを進めます!!!
ではでは。